ダイエイニュース ダイエイニュース 2015.07.31

今日は当社の業務に関してではなく、最近の日本橋を紹介いたします。東京圏には日本の人口の40%が集中しており、この数はなんと30,000,000人ということです。これほど狭い地域にこれだけ多くの人口が集中するのは世界でも例がありません。すなわち、これが東京一極集中という日本が抱える問題の一つです。地方の再生と活性化は現在の安倍政権が掲げる大きな政治課題です。

そんな中、北陸新幹線が開通し、北海道新幹線も予定され、あるいは東日本大震災で大きな損害を受けた三陸鉄道も復活するなど、地方が便利になったと言う方々がいらっしゃいます。しかし、これは単に東京へ行くのに便利になったということであって、決して地方目線で「地方創生」を捉えているのではありません。

当社はこの地域で昭和50年(1975年)に創業し、今年で40年の節目を迎えます。その間時代は激しく変化し続け、現在は国際化というよりむしろ非国境化ボーダーレス時代に入っています。 メディアを通して、その時その時の様々のニュースが毎日広く報じられています。何につけても事件や事故ばかりの報道が目立ちますが、世の中は思うほど悪化してはいないと筆者は考ます。

現在の室町三丁目交差点の様子

昨年から、当社周辺の「お江戸日本橋」では古い大きなビルがことごとく取り壊され、街の様子が変化してきました。三越百貨店日本橋本店の周辺には、すでに《KOREDO 1、2、3、4 ([Kore中心Edo江戸] の造語)》の近代的なビルが立ち並んでいます。 某不動産業者の調査では東京の人気エリアは赤阪、麻布、青山の「3A」だそうですが、それらとは一味違った街がここ「お江戸日本橋」に生まれようとしています。日本橋界隈は古き良き昔の香りを残しながらも、近代的な《和モダン》のセンス溢れる街に生まれ変わろうとしているのです。また、解体工事に着目してみても、その技術の高さに驚かされます。室町三丁目交差点の巨大開発(写真)が完成する3年後がとても楽しみです。

もちろん課題もあります。日本文化の基点である日本橋の真上に見苦しい高速道路が走っており、その撤去も急ぐ必要があるのです。東京オリンピック、東京パラリンピックを5年後に控えている現在、皆さん、心を大きく心を広くして、誰もが健康に気を付けて頑張りましょう。

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