この油は「環境保全」商品です。従来の一般の油は鉱物系ですがこの特性潤滑油は植物系ですので海水を汚染しません、そして毒性がなく海洋生物に優しいことが特長です。最近の3年間の実績では150隻を越えています。 ヨーロッパ、アメリカ航路(特にニューヨーク、フィラデルフィア沖)は最も海洋汚染についての関心が高いとい言われています。海洋汚染防止の立場として、Vickers油の情報をお流しすることが我々の責任だと思っております。
海水の混入に対して良質な潤滑性を維持し、安定したエマルジョン状態で水との分離は起こりません。腐食からシャフトやベアリングを保護します。 ・写真左 - HYDROX油 ・写真中 - システム油20%海水 ・写真右 - HYDROX20%海水
4個のボールをバネ圧縮させながら回転摩擦させた摩擦実験装置で劣化数字を表示したものです。HYDROXの海水20%含有と海水含有無しのシステムオイルとがほぼ同様な数値を示しています。 ※小数値ほど良質であり、HYDROXは海水20%まで使用範囲ですがシステムオイルは海水含有での極端な劣化が表示されています。
船舶の上下からなる圧力差など激しいポンピング現象、シールの劣化等による航海中の事故での緊急入港などで膨大なコスト出費が考えられますが、HYDROXの採用で未然に事故を回避させます。投資対効果の意味からも経済効果抜群です。シールメーカーの装置の向上で事故が少なくなっていますが、国際社会は「濾油」に対し環境保全、海洋汚染の立場で厳しい見方をしています。
HYDROXの油性は各種各様のゴムに対応するよう設計されています。
世界の主要商業港で供給態勢が整っております。 日本ではダイエイの管理の元、横浜港、神戸港でストック態勢が整っています。