ハイプレス エアードライヤー(高圧4.5MPa仕様)とは
コンプレッサから吐出される圧縮空気は、高温で多量の水分が含まれています。この圧縮空気をそのまま空気圧機器に使用しますと次のようなトラブルの原因になります。
- 主機関の始動時の排気ガス規制に悪影響があります。
- 主機関の始動弁の固着で起動不良が起こります。
- エアータンク、配管内に錆が発生し機器に悪影響があります。
- エアータンク内のドレン抜きを頻繁に行わなければなりません。
- ドレン抜き自動弁が錆等で度々故障します。
現在、レシーバタンクから出たエアーは減圧弁にて1MPa以下に減圧されコントロールエアーのみ除湿器にて除湿されています。一方、陸上用コンプレッサに目を向けるとスクリューコンプレッサ等ではエアードライヤが当然の様にパッケージに内臓されコンプレッサ直後にて除湿しています。
なぜ、レシーバタンク後の低圧エアーラインだけにしか
ドライヤー等の除湿機が付いていないのでしょうか?
- 3MPa用エアードライヤーが無かったから。
- 今回のハイプレスエアードライヤは空気圧縮直後に据付、 高圧空気供給元から乾燥した空気を作り出すことで前述した問題点を解決します。 また、低圧空気ラインの除湿機が必要なくなり、減圧後の空気はより乾燥した空気となります。